電力系光回線5社と主要光回線の料金比較表!結論=安い!

主要光回線サービスの費用を比較した結果、電力系光回線の料金は戸建てタイプ、マンションタイプ共に安いという結果になりました。

分かりやすく比較するために、他のサイト等で比較しているようなキャッシュバックキャンペーンのキャッシュバック込みの価格ではなく、純粋な光回線料金のみで比較しています。

ムゲン
大多数の方が選ぶ、2年プランや3年プランは適用させて比較しています。
また、本家フレッツ光以外は全てプロバイダ料金一体型のサービスとなっております。

戸建てタイプ光回線の料金比較

戸建てタイプの光回線の料金は、主要光回線よりも電力会社系が圧倒的に安いです。

2年総額で考えると、主要光回線が12~13万円台なのに対して、NURO光が11万円台、電力系が10万円前後
3年総額で考えると、主要光回線が18~20万円台なのに対して、NURO光が約17万円、電力系は5社全て15万円台という結果になりました。

まぼろし
auひかりも「ずっとギガ得プラン」だったら、他の主要回線よりも少し安くなってるね。

 

<本家フレッツ光>
総額はプロバイダ料金を最安の539円で算出しています。

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
フレッツ光東日本 205,524円 137,016円 5,170円+
プロバイダ料金
(539~1,320円)
5,170円+
プロバイダ料金
(539~1,320円)
5,170円+
プロバイダ料金
(539~1,320円)
2年 ファミリー・ギガラインタイプ
にねん割
フレッツ光西日本 187,176円 126,456円 4,730円+
プロバイダ料金
(539~1,210円)
4,730円+
プロバイダ料金
(539~1,210円)
4,521円+
プロバイダ料金
(539~1,210円)
2年 ファミリー・スーパーハイスピードタイプ 隼
光はじめ割

<光コラボ>

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
ソフトバンク光 187,200円 124,800円 5,200円 5,200円 5,200円 2年 2年自動更新プラン
(東日本)ファミリー・ギガスピード
(西日本)ファミリー・スーパーハイスピード
ドコモ光 187,200円 124,800円 5,200円 5,200円 5,200円 2年 ドコモ光 1ギガ
2年定期契約

<電力系以外の独自回線>

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
NURO光 170,724円 113,808円 4,742円 4,742円 4,743円 2年 NURO 光 G2 V
auひかり 187,200円 124,800円 5,200円 5,200円 5,200円 2年 ギガ得プラン
180,000円 121,200円 5,100円 5,000円 4,900円 3年 ずっとギガ得プラン

<電力系>
コミュファ光に関しては、機器利用料というものが毎月プラスされますが、機器利用料=工事費と私は解釈しておりますので除外しています。

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
コミュファ光 156,300円 100,740円 3,630円
(開始月5,250円)
4,630円 4,630円 2年 1Gホーム
ギガデビュー割2021
eo光 154,308円 94,872円 2,953円 4,953円 4,953円 2年 【ホームタイプ】【メゾンタイプ】1ギガコース
eo暮らしスタート割
メガ・エッグ光 151,200円 100,800円 4,200円 4,200円 4,200円 3年 メガ・エッグ 光ネット[ホーム] (3年契約)
ピカラ光 151,200円 100,800円 4,200円 4,200円 4,200円 2年 でんきといっしょ割
160,800円 108,000円 4,500円 4,500円 4,400円 2年 ステップ2コース
BBIQ光 153,500円 97,100円 3,700円
(開始月 0円)
4,700円 4,700円 3年 ギガコース ホームタイプ
BBIQつづけて割(3年契約)+
九電セット割引
164,000円 104,000円 4,000円
(開始月 0円)
5,000円 5,000円 3年 ギガコース ホームタイプ
BBIQつづけて割(3年契約)

ムゲン
戸建てタイプの料金は電力系が圧倒的に安かったですね。
次はマンションタイプの料金を比較してみましょう。

マンションタイプ光回線の料金比較

マンションタイプの光回線の料金は「NURO光 for マンション」が圧倒的に安いです。
ただし、「NURO光 for マンション」を申し込むためには、あなたが住んでいるマンションにNURO光の設備が導入されていなければなりません。

まぼろし
導入されてたらラッキーだね!

eo光、メガ・エッグ光、ピカラ光の電力系3社がその次に安く、コミュファ光はどちらかといえば安い、BBIQ光はマンション内の契約件数次第では高いという結果になりました。

ゆめ
フレッツ光、BBIQ光、「NURO光 for マンション」は同じマンションの同回線の契約件数が何件かによって月額が変動するの。

まぼろし
「NURO光 for マンション」は同じマンションの契約件数が少なくても圧倒的に安いね!

 

<本家フレッツ光>
総額はプロバイダ料金を最安の539円で算出しています。

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
フレッツ光東日本 140,184円~
179,784円
93,456円~
119,856円
3,355円~
4,455円+
プロバイダ料金
(539~1,045円)
3,355円~
4,455円+
プロバイダ料金
(539~1,045円)
3,355円~
4,455円+
プロバイダ料金
(539~1,045円)
2年 マンション・ギガラインタイプ
にねん割
ギガスマート割
フレッツ光西日本 130,020円~
173,220円
88,176円~
116,976円
3,135円~
4,345円+
プロバイダ料金
(539~1,210円)
3,135円~
4,345円+
プロバイダ料金
(539~1,210円)
2,948円~
4,092円+
プロバイダ料金
(539~1,210円)
2年 マンション・スーパーハイスピードタイプ 隼
光はじめ割

<光コラボ>

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
ソフトバンク光 136,800円 91,200円 3,800円 3,800円 3,800円 2年 2年自動更新プラン
(東日本)マンション・ギガスピード
(西日本)マンション・スーパーハイスピード
ドコモ光 144,000円 96,000円 4,000円 4,000円 4,000円 2年 ドコモ光 1ギガ
2年定期契約

<電力系以外の独自回線>
NURO光は、あなたが住んでいるマンションにNURO光の設備が導入されていれば「NURO光 for マンション」を申し込むことができます。
設備が導入されていない場合は、戸建てタイプと同じ「NURO 光 G2 V」を申し込むことになります。

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
NURO光 68,400円~
90,000円
45,600円~
60,000円
1,900円~
2,500円
1,900円~
2,500円
1,900円~
2,500円
2年 NURO 光 for マンション
170,724円 113,808円 4,742円 4,742円 4,743円 2年 NURO 光 G2 V
auひかり 145,800円 97,200円 4,050円 4,050円 4,050円 2年 マンション ギガ:auひかり マンション
お得プランA

<電力系>
コミュファ光に関しては、機器利用料というものが毎月プラスされますが、機器利用料=工事費と私は解釈しておりますので除外しています。

3年総額 2年総額 ~12ヶ月目 13~24ヶ月目 3年目以降 縛り期間 プラン名
コミュファ光 130,750円 83,950円 2,900円
(開始月5,250円)
3,900円 3,900円 2年 1GマンションF
ギガデビュー割2021
eo光 114,864円 72,576円 3,024円 3,024円 3,524円 2年 マンションタイプ
VDSL
eo暮らしスタート割
124,476円 78,984円 3,291円 3,291円 3,791円 2年 マンションタイプ
VDSL-S
eo暮らしスタート割
メガ・エッグ光 115,200円 76,800円 3,200円 3,200円 3,200円 3年 メガ・エッグ 光ネット[マンション] (3年契約)
ピカラ光 115,200円 76,800円 3,200円 3,200円 3,200円 2年 でんきといっしょ割
122,400円 81,600円 3,400円 3,400円 3,400円 2年 ステップ2コース
BBIQ光 129,000円~
188,500円
81,000円~
120,100円
3,000円~
4,700円
(開始月 0円)
4,000円~
5,700円
4,000円~
5,700円
2年 ギガコース マンションタイプ
九電セット割引

まぼろし
電力系の光回線が安いのはわかったけどどうして安いのかな?

電力系光回線が安い理由

電力系の光回線が安い理由として考えられる理由は主に2つです。

理由①自社で敷いた光回線を使用しているから

光コラボなどはNTTが敷いた光回線を使用しています。
NTTが敷いた光回線を使用するということは、NTTが定めた光回線の使用料金を光コラボ会社は支払わなければならないということです。

電力系光回線は自社で敷いた光回線を使用しています。
自社で敷いた光回線を使用するということは、光回線の使用料金も電力会社が決めることができるということです。

極端な話をしますが、仮にNTTの光回線の使用料金が1,000円だとしたら、光コラボ会社は赤字になるので1,000円以下の価格にすることはできません。
ですが、電力会社は使用料金を他社に支払う必要がないため、1,000円以下にすることだってできます。

もちろん、光回線を敷くための設備投資費や材料費・維持費などの経費があるため採算を考えなくてはなりませんが、設備投資を100年で回収しようと考えれば、その分ユーザーに安く提供できることでしょう。

ムゲン
上記はあくまでも極端な話ですが、ようは間に別の会社が入らない分、余計なコストがかからないということです。

理由②プロバイダ業務も自社で行っている

例えばフレッツ光の場合、NTTとインターネット回線の契約をしなければなりませんが、NTTとは別にプロバイダとよばれる事業者と契約しなければなりません。

まぼろし
そもそもプロバイダーってなに?必要なの?

ゆめ
簡単に説明すると、NTTが光回線を提供してくれる会社で、プロバイダーはその光回線を私たちが自宅で使えるように接続してくれる業者なの。

電力系光回線はNTTとは違い、プロバイダ業務も自社で行っています。
電力会社が自社でプロバイダ業務を行うということは、中間業者が入らないため、私たちユーザーにとって余計なお金が発生しません。

上記の2つのことをまとめると、電力会社は光回線の設置からユーザーに提供するまでを全て自社で行っているため、他の会社よりも料金が安いということです。

ムゲン
電力系光回線の料金についても理解していただけたと思いますので、次は速度や料金も含めて、電力系光回線のメリット・デメリットについて話していこうと思います。

電力系光回線のメリット・デメリット

料金が安くて速度も速い電力系光回線にも、もちろんデメリットは存在します。

ムゲン
以下にメリットとデメリットをまとめましたので、最終判断の参考にされてください。

電力系光回線のメリット

①他の主要光回線と比べて料金が安い

まぼろし
ここまで全て読んでくれた君にはもう説明不要だね。

ゆめ
読み飛ばしちゃったってあなたは
「電力会社系光回線5社と主要光回線の料金比較表!」
を見てみてね。

 

②独自回線は速度が速い

まぼろし
これもここまで読んでくれた君にはもう説明不要だね。

ゆめ
読み飛ばしちゃったってあなたは
「【光回線の速度比較ランキング】独自回線はやっぱり速い!」
を見てみてね。

まぼろし
契約しようと思っている光回線の、君の住んでる地域の速度については
「住んでいる地域の光回線の実測値を簡単に比較する方法」
を参考にしてね。

 

③プロバイダと一体型だから面倒くさくない

フレッツ光などのように光回線提供会社とプロバイダが別の場合は、支払い等の窓口はフレッツ光とプロバイダの2つになります。

何かトラブルがあったときも、どちらに連絡したらいいのかわからなかったりして二度手間になるかもしれません。
契約時も解約時も2社と取引を行う必要があります。

ゆめ
その点、電力系光回線ならプロバイダも自社で持っている一体型だから、問い合わせも請求も全て1つの窓口で済むし、サポートも充実しているわね。
④電気やガスと組み合わせてお得になる

電力系光回線の提供会社は母体が電力会社なので、電気やガスと組み合わせて通常の料金よりもさらにお得になります。

ピカラ光やBBIQ光はそもそものプランの中に、四国電力や九州電力を使用していることが前提とされている、普通のプランよりもお得なプランがありますし、他の電力系光回線も電気やガスと組み合わせることで料金をさらにお得にすることができます。

まぼろし
光回線を契約しようと思っている人の中で、電気を契約していない人なんてまずいないよね!
⑤auユーザーならスマートバリューでさらにお得になる
電力系光回線5社は全てKDDIと提携を結んでいます。
ですので、auユーザーであればauスマートバリューを使うことができます。auスマートバリューは最大10回線まで割引でき、さらに離れている50歳以上の家族まで適用されるので、ご家族でauユーザーが多ければ多いほどお得になります。

ゆめ
だけどauスマートバリューを適用させるには光電話の加入が必須なことは覚えておいてね。

ムゲン
では、次はデメリットを見ていきましょう。

電力系光回線のデメリット

①「コミュファ光」以外はプロバイダを選ぶことができない

「コミュファ光」以外の4社はプロバイダサービスを一貫してインターネット回線を提供しています。

ですので、どうしても使いたいプロバイダがある人にとってはプロバイダを選択できないことがデメリットになります。

「コミュファ光」はプロバイダを選択することもできますが、プロバイダ一体型のプランに比べて少し割高になってしまいます。

ゆめ
プロバイダにこだわりがなければプロバイダ一体型のプランの方が料金的にはお得よ。

 

②地域密着型なのでサービス提供エリアが狭い
電力系光回線は、全国どこでもサービスを提供しているわけではありません。
提供エリアは母体の電力会社の管轄エリアに限られています。

ゆめ
下の表は各社が光回線を提供しているエリアをまとめたものよ。
提供エリア
コミュファ光 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、長野県
eo光 大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、福井県
メガ・エッグ光 広島県、山口県、岡山県、鳥取県、島根県
ピカラ光 愛媛県、高知県、香川県、徳島県
BBIQ光 福岡県、長崎県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

まぼろし
提供エリア外の場合は、NURO光かauひかりがおすすめだよ。

 

③単身赴任の方など、遠方に引っ越す予定がある人には向いていない

上記の表を見てもらえば分かると思いますが、電力系光回線の各社の提供エリアは4~7県です。

同じ電力系光回線を契約する場合でも、例えば九州でBBIQ光を使っていたとしても四国に引っ越しをした場合は、BBIQ光を解約してピカラ光と契約しなおさなければなりません。

この場合は、更新月以外で解約する場合は解約料が、工事費の残債が残っている場合は工事費の残債をを支払わなければならない可能性が出てきます。

ゆめ
もちろん解約料や工事費の残債は他の光回線でも必要だけど、
電力系光回線を契約しようと考えている人は、今の家にあと何年住むのか、引っ越し先でも同じ電力系光回線が使えるのかどうかということも考慮しましょう。

 

④ピカラ光とBBIQ光は2年以内の解約金が他と比べて高い

他の主要光回線の解約金が1万円程度(工事費の残債等その他の費用は除く)なのに対して、ピカラ光とBBIQ光は2年以内の解約金が2万円以上と高くなっています。

ただ、他の光回線では事務手数料が3000円程度、工事費が15,000~30,000円以上かかるのに対し、
BBIQ光は事務手数料、工事費合わせて2800円なので、工事費の残債は気にする必要がありません。

ピカラ光に関しても事務手数料0円、工事費は光電話も同時加入すれば無料だったりするので、他にかかる料金を安くしている分、短期解約者の解約金が高くなっているのかもしれませんね。

まぼろし
結局トータルで考えると、短期での解約は他の光回線も高いってことだね。

引っ越しなど理由は様々ですが、短期で解約しなければならない場合は、高額キャッシュバックをしてくれるキャンペーンサイトから、違約金を負担してくれる光回線提供会社に申し込みをするのがベストです。

光回線以外にもいえることですが、公式サイトから申し込むよりも販売代理店が行っているキャンペーンサイトから申し込んだ方がお得になる場合は多いです。

ムゲン

次のページでは、キャンペーンサイトから申し込んだ方がお得になる理由と、代理店を選ぶ際の注意点をお話していきますね。

まぼろし
各光回線を1番お得に申し込める代理店もおしえてあげるね!
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