このページでは天気予報のおすすめサイトを紹介していきます。
天気予報のサイトの選び方の考え方ですが、よく当たるサイトを探すのではなく、あなたの目的に合ったあなた自身が1番使いやすいと思うサイトを選ぶべきです。
おすすめの天気予報サイトを紹介する前に、どうして使いやすいサイトを選ぶべきなのかという理由から説明していきましょう。
天気予報サイトで当たる確率が高いのはどのサイト?
振らないって言ってたのに急に振り出した!
当たる天気予報を考える前にまずは、なぜ100%の予報が外れたり10%の予報が当たったりするのかということを天気予報の仕組みから考えていきましょう。
天気予報の降水確率ってどうやって予想しているの?
厳密には気象衛星の情報や気象庁のアメダスなどの観測システムの情報をコンピューターが分析してデータを抽出したりしているのですが、簡単に考えると過去10回同じ予報がされた場合に、5回雨が降っていたら降水確率50%、3回雨が降っていたら降水確率30%という考え方です。
過去のデータをもとに予測しているため、過去に10回雨が降っているから100%と予報されていても、11回目は降らないこともあるのです。
天気予報の降水確率が100%でも予報が外れることもあるのはこれが理由です。
降水確率100%の予報が外れるのに降水確率10%の予報が当たることに関しても同様の考え方です。
10回のうち過去に1回しか雨が降っていないため10%なので、11回目は雨が降ることもあるのです。
閲覧するサイトやテレビなどによって天気予報が違うのはなぜ?
天気予報が情報を得る情報源によって違うのは、すべての予報機関が同じ方法で予測しているわけではないためです。
天気予報を公開するためには予報業務許可というものが必要で、気象予報士が現象の予測をせずにコンピューターだけで予報を行う場合は予報業務の許可を受けることができません。
コンピューターだけでなく気象予報士という人間の予測も予報には含まれているため、たとえ同じコンピューターの情報だとしても予報機関によって情報に違いが出てくるわけです。
天気予報の信頼度に気象予報機関による大きな違いはない
天気予報を発信している情報源は数多くありますが、実はどこの予報も似たような信頼度です。
確かに短期的に見ればよく的中しているなと思う情報源はあるでしょう。
しかし、長期的に見た場合にはどこの情報源も大きな差はありません。
他のサイトでは予報が外れてるのに1つのサイトだけ的中している場合などは人間の心理的によく当たるサイトだと思うような場合も考えられます。
逆に他のサイトの予報が的中しているのにその1つのサイトだけ外れているというケースもあります。
さらに、数多くの情報源があるのにどうして突出して的中率が高い情報がないのかということについては、大本の予報をしているのは少数の機関だということも理由として挙げられます。
全ての天気予報サイトが独自に予報をしているわけではない
気象庁天気予報やgoo天気など、天気予報の情報サイトは数多くありますが、大本となる有名な気象予報機関は以下の3つです。
- 気象庁
- 日本気象協会
- 株式会社ウェザーニューズ
goo天気やYahoo天気は有名ですが、予報業務の許可を受けていないため天気予報を予測公開することはできません。
なぜgoo天気やYahoo天気のような予報業務の認可を受けていない情報サイトが天気予報を公開できるのかというと、予報業務の許可を受けている気象予報機関から情報を提供してもらって天気予報の情報公開を行っているからです。
上記の3つの情報機関は気象予報機関としての長い歴史があるため、ノウハウや人材に大きな差はないはずです。
予測業務の許可を受けている他の天気予報サイトもいくつか見かけましたが、気象庁よりも精度が上というのは少し考えづらいですね。
そのため日本の天気予報サイトに関してはどこのサイトも的中率は大きく違いはないというわけです。
それでも少しでも的中率の高い情報が欲しいという方は、大本となる情報機関の情報を統合して自身で予測するしかありません。
もし1つに絞るとするなら、個人的には情報の精度を公開している気象庁の天気予報にするべきかと思います。
使いやすくておすすめな天気予報サイト!
たまに天気が知りたくなる人におすすめの方法
毎日天気予報を知りたいわけではないけれど、レジャーやショッピング、デートや旅行などで思い立ったときに天気を知りたいという方には、webブラウザの検索窓からの検索が簡単でおすすめです。
例えばGoogleブラウザを例に説明します。
下の画像のようにGoogleの検索窓に〈天気 東京〉と入力します。
〈PCの場合〉
10日後の天気までを確認でき、グラフのところの数字をクリックすれば3時間ごとの天気予報を知ることができます。
さらに赤枠で囲んだ部分でグラフの表示を〈温度〉〈湿度〉〈降水確率〉に切り替えることができます。
〈スマホの場合〉
スマホの場合もPCと同じく10日後までの天気予報を見ることができます。
PCと違ってグラフがない代わりに、赤枠の部分を動かすことで1時間ごとの天気を知ることができます。
ちなみにGoogleはローカル検索といって、ユーザーの利便性を高めるために検索結果の最適化を行っていますので、長期間使用しているスマホやGoogleアカウントを引き継いでいるスマホの場合は〈天気〉と入力するだけであなたのお住まいの地域の天気予報を表示してくれます。
毎日天気予報を知りたいという人におすすめの方法
知らなくても特別困るわけではないが、毎日天気を知っておきたいという方はスマホのウィジェットを使用することで毎日簡単に天気を知ることができるので便利です。
もしくは、どのサイトでもよいのでスマホのホーム画面に指定した天気予報のページをブックマークしておくことで、ワンクリックで知りたい地域の天気予報を知ることができます。
〈ウィジェットの設定方法〉androidスマホの場合
機種によって違いはありますが、何もないところで画面を長押しするとこんな画面になり、左下にウィジェットとアプリという項目がでてきます。
アプリの中から天気のアプリを選択すると・・・
画像のように天気のウィジェットが表示されます。
ちなみにこのウィジェットはXperiaにデフォルトで入っているアプリです。
そして画像の天気というウィジェットをタップして設定画面を開きます。
すると住んでいる場所やその他の項目の設定ができる画面が開きます。
表示されているウィジェットをタップすると・・・
詳しい情報を表示してくれます。
設定を変更したい場合は右下の設定マークから設定変更できます。
より詳細に天気予報を調べたいという人におすすめのサイト
直近の天気や波の予報をより詳しく知りたいという方にはWindyがおすすめです。
Windy
画像出典:Windy.com
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | ・ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター) ・GFS(アメリカNOAA:アメリカ海洋大気庁) |
Windyは日本の会社が運営しているサイトではありませんが、世界で最も精度の高い気象予報とも名高いECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)の気象予報を使用しているサイトです。
運営元は海外ですが日本語にもきちんと対応していますし、雨・風・気温・波の高さなどなど、10日先まで詳細に1時間ごとで表示することができます。
日本での一般的な知名度は高くはありませんが、世界中の気象予報を高い精度で細かな地域まで調べることができるので、気象予報を詳しく知りたいという方は是非一度サイトを覗いてみてください。
複数の天気予報を見比べたいという人におすすめのサイト
とにかく詳しく正確な情報を求めている方は上記で紹介したWindyに加えて、日本の3大天気予報サイトである下記の3つの天気予報サイトを見比べて予測を立てるのも良いでしょう。
気象庁天気予報
画像出典:気象庁天気予報
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 自社(気象庁) |
国土交通省が発表している天気予報です。
国の機関だけあって天気だけでなく防災情報や気象情報に関するデータも豊富ですので、天気だけでなくその他の情報も知りたい方におすすめです。
ページの読み込みが軽く天気情報と天気概況もシンプルにまとまっていますので、ブックマークして毎日さっと天気情報を知りたい方は、こちらのサイトでお住まいの地域の天気予報をブックマークしてみてはいかがでしょうか。
tenki.jp
画像出典:tenki.jp
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 自社(日本気象協会) |
tenki.jpは指数情報、レジャー天気、季節特集が見どころです。
指数情報は洗濯指数やお出かけ指数を始めとして、のど飴指数や鍋物指数なんていうものまであります(笑)
レジャー指数は行きたい場所の天気がピンポイントで分かり、1時間ごとの天気まで見れます。
季節特集は例えば初日の出など、季節ごとに指数情報をさらにパワーUPさせた感じです。
PCの場合は直感的に操作しやすいですし、スマホの場合も右上のメニューを開けば直感的に操作しやすいページに切り替わります。
天気を知るだけでなくお出かけスポット探しにも使えますので是非一度覗いてみてください。
ウェザーニュース
画像出典:ウェザーニュース
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 自社(株式会社ウェザーニューズ) |
エリアごとの天気を動画で詳しく解説していく天気予報のライブ番組チャンネル、星座に関する星空チャンネルなど、約30ものチャンネルがありとても楽しめるサイトです。
PCの場合は初見でも直感的にわかりやすく使いやすいサイトなのですが、スマホの場合はチャンネルメニューまで直感的にたどり着きにくいため使いやすさは☆4としましたが、使い方に慣れている人ならスマホの使いやすさも☆5でしょう。
有料会員になれば、雨雲の動きや全国400地点に設置されたライブカメラの映像をアニメで見れる、プロの解説付き情報、気象の交通機関への影響などなど、その他にも豊富な情報がありますので有料会員にとってはかなり使い勝手の良いサイトだと思います。
auスマートパス会員なら無料で有料機能を使えますので、スマートパス会員の方は会員登録をしてみてはいかがでしょうか。
使いやすさ重視の人におすすめのサイト
上記のサイトももちろん使いやすいですが、他にもたくさんのサイトがありますので良いサイトを見つけ次第追記していきますね。
お天気ナビゲーター
画像出典:お天気ナビゲーター
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 自社(日本気象株式会社) |
お天気ナビゲーターは優しいデザインのホームページでPC、スマホ共に直感的に使いやすいサイトです。
レジャー天気や1時間ごとの天気予報も公開しており、特に健康・生活、防災などの情報がとても豊富で見やすいため気に入る方は多いと思います。
詳細情報は会員登録しなければ見れないものもありますが、今後利用者は増えていくのではないでしょうか。
goo天気
画像出典:goo天気
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 日本気象協会 |
goo天気はユーザビリティーが抜群に高いサイトです。
tenki.jpを運営している日本気象協会から情報が提供されているので、tenki.jpと似通った部分はありますが、指数情報はどこよりも詳しく1時間ごとの情報が公開されており、市内や区内の天気予報を見ることもできます。
50年分の過去の天気を知ることができるというのも魅力の1つですね。
Yahoo!JAPAN 天気・災害
画像出典:Yahoo!JAPAN 天気・災害
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 株式会社ウェザーマップ他 |
Yahoo!JAPANが提供するPC、スマホ共に直感的に使いやすく情報が豊富な天気予報サイトです。
tenki.jpと同じくレジャー天気も公開しており、指数情報はtinki.jpの方が多くユニークですが、Yahoo!JAPANではピンポイントで指数情報をまとめて見ることができます。
各都道府県の都道府県概況が見れることや、ピンポイント天気で市内や区内の天気まで見れるのはうれしいですね。
ウェザーマップ
画像出典:ウェザーマップ
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 自社(株式会社ウェザーマップ) |
テレビ局やYahoo!JAPANなどに天気予報を提供している会社のサイトです。
サイトの使い勝手は高くはありませんが、ひとくち予報と自社の気象予報士たちによるTwitterのつぶやきが見どころです。
気に入った気象予報士の方のつぶやきを見かけた場合は、フォローしてみると天気に関する良い情報が得られるかもしれません。
海天気.jp
画像出典:海天気.jp
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 気象庁 |
海天気.jpは気象庁のデータを元に海に特化した情報を公開しているサイトですが、市区町村のピンポイント天気も見ることができます。
海に関する仕事をされている方や、海に関する趣味をお持ちの方は知っていて損はないサイトです。
GPV 気象予報
画像出典:GPV 気象予報
使いやすさ(PC) |
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使いやすさ(スマホ) |
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情報提供元 | 気象庁 米国海洋大気局 |
GPV気象予報は普通に天気を知りたい人にとっては使い勝手が良いサイトとは言い難く、天気マニア向けですがとても面白いサイトです。
気象庁や米国海洋大気局等の気象予測モデルをスーパーコンピューターで処理しているらしく、様々な角度から気象予測図を観察することができます。
気象情報に詳しい方は一度覗いてみると楽しめるかもしれませんね。
天気予報アプリも便利でおすすめ
天気予報の当たる確率はどのサイトを選んでも長期的に考えれば大きな違いはないということを理解していただけたでしょうか?
天気予報サイトは全てを紹介しきれないほどたくさんありますが、この記事で紹介していない天気予報サイトを探すときの1番のポイントはやはり直感的に使いやすいサイトを選ぶことです。
サイトの方がスマホの容量を使用しない点ではおすすめですが、スマホの容量に余裕がある方は天気予報アプリを入れてみるのもよいと思います。
今回紹介したサイトはアプリをリリースしているサイトも多いので、アプリ派な方はウィジェットも活用して快適な天気予報ライフを過ごしてください。